『白鍵と黒鍵の間に―ピアニスト・エレジー』 南博
日経新聞の夕刊に週に一度、本の紹介があり、そこで星5つだったので
読もうと思っていた。(評価は星1~5の範囲がある)
音楽高校でピアノを専攻していた著者がジャズピアニストを志し、
キャバレーや銀座のクラブでピアノを弾いていた時の話。
ついつい就寝時間を遅らせて読んでしまうほど、面白かった。
漫画以外で、これほど面白くてついつい読んでしまった本は久々だ。
音楽高校などというものは、私の出身県にはなかった。都会は違うな。
高校の時初めてジャズを知ったそうだ。
ジャズを志し、放校同然に高校を卒業してキャバレーでピアノを弾き始めるくだり
で、親との確執とかは触れていなかったが、親は相当落胆しただろう。
子供に音楽を専攻させるにはお金がかかるからだ。
「勉強の成績は悪かった」という音楽専攻者にしては語彙が豊富だった。
というのも、何度か辞書のお世話になったからだ。
クーキャ=客、といった逆さにする業界用語は芸能界等と同じようだが
アー万=6万、というのは、バンドマンならではだと思った。
音楽(クラシック)をやっていたらドレミファ・・はドイツ語のCDEF・・
(ツェー・デー・エー・エフ・・)で呼ぶからだ。(A:アーは6番目)
読んでいて、つい笑ってしまうところもあり、本当に面白かった![]()
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